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本日リユースブックストアで「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」を買取致しました。

現在の社会はかつてないほど繁栄していますが世界各地で政治的経済的な問題を抱えながら時は進んでいます。特に経済的な問題は大きく貧富の差が広がり富めるものはますます財を築き貧しいものは負のスパイラルに入り抜け出せないままになっています。「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」ではそれを打開する方法はベーシックインカムと国境の撤廃だと訴えています。

著者はオランダ出身の歴史家・ジャーナリストのルトガー・ブレグマン氏です。広告収入に一切頼らない報道団体「デ・コレスポンデント」の創立メンバーです。

本書では現在の問題点である貧富の格差や中流階級の消滅を防ぐためにベーシックインカムの導入と労働時間の短縮、そして最終的には国境をなくし差別を減らし、なおかつ富を増大させることを説いています。ベーシックインカムはただでお金を配ることです。そうなると人間は怠惰になって働くなるとか、本当にできることなのか、現実的ではないのではないかという反対意見が出てきます。しかし、著者はベーシックインカムを導入することが、これからの社会に対して必要だと強く主張しているのです。

今後の社会はAIの導入により単純作業はよりAIが装備されたロボットに取って代わるものになるだろうと言われています。労働者の賃金も低下し雇用も減り、今以上に一部の経済的勝者がより富める時代になってくると予測されます。

その構造を打破するのがベーシックインカムです。日本の場合も今ある制度の上にベーシックインカムを導入するという発想になっているから現実的ではないと考えるのです。現在の仕組みを一旦破棄してベーシックインカムをベースにした制度に切り替えると、いままで様々なところで発生した雑務に関してのコストがなくなり財源が確保できる可能性は大きくなるのです。

現在世界の各地でベーシックインカムの試験的プログラムや調査の結果、ベーシックインカムによるフリーマネーの支給が犯罪や栄養失調、10代の妊娠、学校の無断欠席などを減らし、学業成績の向上や経済成長をもたらすことが証明されているようです。

ベーシックインカムは既存の福祉システムにプラスして受給するという考え方ではなく、福祉プログラムそのものをやめて、そのかわりに国民全てに同額を支給するというシステムを提言されています。最低限度の生活ができる額を配分するのです。これにより仕事をしなくても生活ができるという余裕が生まれます。AI時代になり、働く場所を失われてしまうと生活できなくなるのならば相当数の人々が困窮してしまいます。しかし、ベーシックインカムにより生活はできるので、人間は楽しんでスポーツをするように働く世界になると予想されます。

今までに経験したことがない世界が間もなくやってきます。それに対応する一つの選択肢としてのベーシックインカムを真剣に議論してもよい時代が来ています。大きな路線変更は最初は受け入れられないものです。しかし、実行してみると正しかったという事例は歴史が証明しています。経済の本というよりも我々の未来の提言の書として「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」を読む価値は大きいと感じます。

リユースブックストアでは「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」をはじめとするビジネス書の買取を致しております。
読み終わった本などがあればぜひリユースブックストアにお持ちください!

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