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本日リユースブックストアで「逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)」を買取致しました。

当時の日本人の暮らし振りは、今でも共感することのある一冊

幕末~明治の日本を訪れた西洋人たち(宣教師ウェストン、動物学者モース、女性探検家バードなど)の日記や滞在記を通し、その時代の日本人の有り様を探るという内容。

当時の日本人の暮らし振りの描写を「陽気な人びと」、「簡素とゆたかさ」、「親和と礼節」、「裸体と性」、「子供の楽園」、「生類とコスモス」章に分けて、著者による論評をできるだけ抑え、語り口であたかも、その当時がほんの数十年前程度に感じさせる。

本書では、日本人であるがために見逃しそうな景色も、外国人だからこそ目が付く珍しい日本人とっては当たり前すぎる暮らしが、観察されているため、丁寧に記述された日常を文章で日も解くことが出来ている。

また、外国人と接する感覚は、現代の日本人の風習というか、文化としても気になるけど緊張するや、言葉の隔たりなどは、現代と何ら変わらない。外国人たちは誰もが、日本で暮らす人びとの好奇の視線にさらされ、群集に取り囲まれたり、幼い子供たちが自分たちと違う髪の色・目の色の外人に興味を持って触れたくなるのは、今も昔もそう大差はないんだな。そんな、過去と今を繋ぐようなエピソードもあり、読むにつれ自分の知らない時代の日本が、とても身近にも感じてくる。

幕末や明治、日本が国内から海外に目を向けだした世の中の転機を知り、変化した日本人の精神や文明を感じる事が出来る良作。是非、本書を手に取り、過去の時代を身近に感じていただきたい。ぜひご覧になってください!

リユースブックストアでは「逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)」をはじめとする哲学・心理学の本を買取致しております。

読み終わった本などがあればぜひリユースブックストアにお持ちください!

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