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本日リユースブックストアで「東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?」を買取致しました。

著者は東京吉祥寺で「入塾テストを行わない進学塾 VAMOS(バモス)」を主宰している富永 雄輔氏です。タイトルがキャッチーなので子どもの教育に関心がある親は手にとって読みたくなる本です。本書では子どもの可能性を伸ばす環境は家庭であり、親の考え方と行動が子どもの伸びしろを作ると書かれています。

子どもたちは学校で1日の大半を過ごします。学校の先生の言葉が将来の指針になることは多いし行動を変えるきっかけになるのは確かです。しかし、一番影響力があるのは親であることは間違いありません。そのため、どう子どもに接し、どんな言葉を投げかけ、どんなルールで子どもとの生活をしているかが子どもの考え方を作ります。正しい方向に向かうように親が意識して子どもと向かい合い接していれば「伸びしろ」がある子どもに成長します。

親が感情的で思慮がなくその場の状況によって子どもに接していると、子どもの向上心が育たないばかりか「伸びしろ」がない子どもになってしまう危険性があります。本書は親がどのように考えどのように行動をとれば「伸びしろ」がある子どもに成長するのかという方法論が書かれています。何も難しいことが書かれているのではなく実践しやすいことばかりです。要するに子どもにプラス要素になる習慣を早い時期につけてしまい、あとは子どもたちが自分で自ら行動できるように環境を整備する、その役目は家庭であり親なのだということです。

本書にはいろいろとそのために実践すべきことが掲載されています。「褒めて伸ばす」「負ける経験をさせる」「読む本は自分で選ばせる」「休日のプランを子どもに決めさせる」「テレビ・マンガを遠ざけない」「子どもの感情をうまく切り替えさせる」「短所を無理に直さない」「日記をつけさせない」など具体的な方法論です。「子どもの自信を育てる」「子どもの自立を助ける」「子どもの可能性を伸ばす」の3領域に分類してそれぞれ良い習慣について書いています。

褒めて伸ばすという方法は他の指南本でも多く書かれていることです。しかし、本来なら怒ってしまうようなことを子どもがしても、そこに良い部分を見出してあえて褒める方法などが提案されています。親としてはこの部分が一番難しいのです。怒らずに冷静に事態を分析し良い点に転換して褒めるというのは親の方に鍛錬がいりますが、非常に効果的に思えます。「日記をつけさせない」というのも理論的な考え方です。小学生低学年くらいから日記を書かせようとすることは珍しいことではないのですが、そのことが悪影響を及ぼすというのはなるほどと思った部分です。

このように本書には親が意識を変えてちょっと頑張ればできることがたくさん書かれています。ちょっと頑張ることで「伸びしろ」がある子どもが育ち、将来の可能性が広がります。「東大生を育てる」とタイトルにはありますが、東大に入学させる方法ではなく子育てと教育の仕方について書かれている本です。子どもの育て方はこれでいいのか、子どもにとって良い教育法は何だろうと迷っている親が読むとすぐに実践したくなることばかり載っているので、教育的な可能性を伸ばす子育ての指南書と捉えて読むときっと役立ちます。ぜひご覧になってください!

リユースブックストアでは「東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?」をはじめとする育児・くらしの本の買取を致しております。
読み終わった本などがあればぜひリユースブックストアにお持ちください!

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