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本日リユースブックストアで「大人の語彙力大全 (中経の文庫)」他28点3545円で買取致しました。

大人の語彙力大全の著者は明治大学文学部教授の齋藤孝氏です。ベストセラーとなった『声に出して読みたい日本語』等の執筆やTV番組でコメンテーターとしても活躍されています。齋藤孝氏の「語彙力こそが教養である」の第2彈が本書「大人の語彙力大全」です。

語彙があまりない人の話は同じような表現になることが多く、聞いていて単調で面白みのない内容になることが多いのです。しかし、語彙を多く知っている人の話は内容をイメージしやすく奥行きがあります。この語彙力の高さが知性であり、教養を感じさせるのです。大人であれば日常会話の中に正しい表現を入れつつ、より細かな表現は豊富な語彙によって表したいものです。

豊富な語彙の知識は仕事の場でも重要です。仕事ができる能力があっても話すときに稚拙な表現や思慮の浅そうな表現をしていれば、知性や教養がないかもしれないなと社会人として低く見られてしまいます。社会人としての評価を上げるための「知性と教養を感じさせる語彙」483語を解説しているのが「大人の語彙力大全」です。

この本の構成は「一般語彙」「カタカナ語彙」「上級語彙」に分かれています。読み物というよりも辞書に近く、すべてを読んでいくという使い方の他に辞書的な使い方もできます。それは索引がつけられているからです。索引で気になる言葉をひくことができるので国語辞典のように使えます。

収録されている語は483語なのですべての言葉が入っているわけではありません。しかし、日常会話の中で「あれ、これってどういう使い方をするのだろう」と疑問に思った表現があったら本書の索引を見て、その語があるかどうかを確認することができます。

ただ「カタカナ語彙」については30歳以上の中堅として働いている人であればほぼ知っている内容かもしれません。基本的な語彙が多いので、この章を読んで知らなかった言葉があったら覚えておくべきです。

上級語彙の「漱石語」は夏目漱石の作品に出てきた言葉を取り上げている章で、この切り口は面白いと感じました。一朶の雲(いちだのくも)富士額(ふじびたい)縹緲と(ひょうびょうと)など覚える必要性があるのかどうかということはおいておいてコラム的に捉えると面白く読めるのではないかと思います。

「大人」と「語彙」がキーワードになった本が多く出版されていることから、大人になったらこのくらいの言葉は使いこなせるようにした方が良い、話し言葉や書き言葉の端々から知性と教養はみてとれるのでしっかりと自分の語彙を増やしておこうよという風潮は歓迎すべきものだと思います。

齋藤孝氏は「語彙力こそが教養である」に続き本書「大人の語彙力大全」を出版しました。その後「大人の語彙力ノート」を出されました。この3冊の中で文庫本サイズが「大人の語彙力大全」なので、持ち歩きがしやすくいつでも使うことができます。仕事用のカバンも中に常に入れておいて時間があるときに読み返すようにすると語彙力は自然とアップするのではないでしょうか。

例文も身近なものだし、解説も詳しいので「大人の語彙力大全」は自分の語彙のなさを痛感している方、社会人になりたての新人社員の方にとっては十分役に立つ実用書だと思います。ぜひご覧になってください!

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