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本日リユースブックストアで「劇場版 空の境界 Blu-ray Disc BOX」を買取致しました。

空の境界は、2007年から2010年にかけて全7章と終章が上映された劇場版アニメです。原作はTYPE-MOONの奈須きのこによる伝奇小説。もともとはweb小説として連載されていたものが同人誌になり、さらに商業出版に発展するほどの人気作です。アニメ制作は数々のTYPE-MOON作品を手掛けているufotableです。この空の境界は、ufotableが初めてTYPE-MOONとタッグを組んだ作品でもあります。

主人公の両儀式は、事故により2年間昏睡状態にあった少女。長い間死に直面していた式は、モノの死を見ることのできる「直死の魔眼」という力を手に入れます。直死の魔眼と愛用のナイフを武器に、式は魔術師がらみの事件にかかわっていきます。戦うことに存在意義を感じながら。式の高校時代の友人である黒桐幹也は、危険な事件に介入することの多い式を見守りながらも、自らも事件に首を突っ込んでいくお人好し。平凡でいることを自らに課している幹也は、何の力もない普通の人間として、探偵さながらの地道な調査と洞察力で、式のかかわる事件に迫っていきます。

空の境界は全7章と終章から成りますが、時間軸は順番ではありません。1章の後に公開された2章の時間軸は、1章よりも前。式と幹也の高校時代の話が描かれます。各章の最後にいつの時間軸の話なのかが明らかになるので、それを知ったうえでもう一度見直すと、新たな発見があります。一部の章では構成が見直され、原作よりもわかりやすくなっている部分もあります。特に1章では、原作では意図的にバラバラにされていた時間軸が整理され、初めて空の境界に触れる人でも世界観に入りやすい作りになっています。

連作形式の空の境界は、毎章さまざまな事件が起こりますが、一貫して式と幹也の恋物語でもあります。素直になれない式と、素直すぎる幹也。命がけで事件に挑み、ときには瀕死の重傷を負うこともありながら、2人の中で大切なものは、決してぶれることがありません。悩みながら、そして傷つきながら生きた2人が選んだ道を、ぜひ最後まで見届けてください。

また、本作はストーリーだけではなく、映像のクオリティの高さにも定評があります。劇場アニメということで作画枚数はかなり多く、バトルシーンでは躍動感のある動きに息をのみます。CGも効果的に使われており、大胆なカメラワークと演出は劇場アニメならでは。原作でイラストを担当した武内崇さんの絵がそのまま動いているかのような、原作に忠実なキャラクターデザインにも注目です。シンプルな線でありながら、瞳に秘められた想いまで、作画から感じ取ることができます。

映像に合わせて作曲された梶浦由記さんの音楽も素晴らしく、その場の空気感、キャラクターの心情を、洗練された音で紡いでいます。映像に寄り添い引き立てる劇伴は、どれもシーンにぴったりです。梶浦由記さんは全章のエンディングも手掛けており、この空の境界のために結成されたヴォーカル・ユニットKalafinaは、アニメソングを語るうえで欠かせない存在となりました。各章の劇伴と連動したメロディー、ストーリーを見事に表現した歌詞、抜群のコーラスワーク。あたかもエンドロールまでもが本編であるかのように思わせ、物語を締めくくります。どの章も見ごたえがあり、何度見ても新たな発見があるほど奥深い空の境界。ぜひBOXで、心行くまで空の境界の世界を堪能してください。

リユースブックストアでは「劇場版 空の境界 Blu-ray Disc BOX」をはじめとするアニメDVDの買取を致しております。
読み終わったDVDなどがあればぜひリユースブックストアにお持ちください!

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