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本日リユースブックストアで「コウノドリ コミックセット」 を買取致しました。

講談社・モーニングで、2012年から連載中。作者は、鈴ノ木ユウ。産婦人科医である鴻鳥サクラが働く、地域の周産期母子医療を担う「聖ペルソナ総合医療センター」を舞台に、妊婦とその家族を優しい目線で描く医療漫画です。

2016年に講談社漫画賞を受賞。2015年にもノミネートされていて、その10月から、綾野剛主役で連ドラ化。また、2017年に、その第2シリーズを放送。風疹のワクチン、助産師の活動などの理解と普及を図るために、厚労省とタイアップするなど、話題になりました。

作者・鈴ノ木ユウが妻の出産に立ち会ったことをきっかけに生まれた「コウノドリ」。

りんくう総合医療センターの荻野医師がモデルです。荻野医師も、サクラと同じようにミュージシャンでもあります。

産婦人科医である鴻鳥サクラは、正体不明・謎の人気ジャズピアニスト「ベイビー」でもありました。その秘密を知っているのは、院長と同期の四宮、そして助産師である小松だけ。サクラにとってピアノは、産婦人科医として小さな命を無事にとりあげることと同じくらい、大切なことでした。自分の命と引き換えに亡くなった母もピアノを弾く人で、養護施設で自分を育ててくれた先生とも共に演奏をし、辛い時も寂しいときも、ピアノに支えられてきたのです。

産婦人科であるサクラは、温厚で優しい医師ですが、厳しさも持ち、新しい命に対して真摯に向き合い、患者からも同僚からも信頼されていますが、同期の四宮ハルキの厳しさとぶつかることもあります。

四宮も優秀な産婦人科ではありますが、無表情で厳しく、患者から怖がられています。昔は、サクラと同じように、笑顔で患者に接する優しい医師でしたが、ある出産をきっかけにした、患者に好かれるより嫌われても救える医師でいるという信念のもと、厳しさが前面に出るようになりました。それでも、患者と胎児を想う気持ちが強いことを理解しているサクラは、絶大な信頼を寄せています。

新米産婦人科医である下屋カエは、そのあまりの厳しさに、かなり苦手にしています。

下屋は、新米でまだ自信のないことばかりですが、一生懸命が取り柄。焼肉が大好物で、一人ででも食べにいってしまうほど。これが元気のもとかも?サクラや、助産師である小松ルミ子を尊敬しています。同期の新生児科医である白川とは、顔を合わすたびに口喧嘩が絶えません。とある妊婦との出会いから、救急救命科に希望して異動することになります。

助産師の小松は、サクラと四宮が研修医の頃からの付き合い。そのため、サクラがベイビーであることも知っています。助産院を開いていた母親が、家庭を顧みなかったことで子どもの頃は反発していたものの、出産の現場に初めて立ち会ったときの衝撃と感動で、母を理解し、自身も助産師を目指したのでした。皆に信頼されていますが、助産院の助産師という存在に刺激を受け、病院の助産師でいる自分の立場に、少し迷いを感じることがあります。

下屋の同僚、新生児科医の白川は、生意気で自信家。新生児集中治療室=NICUで、早産で小さかったり、生まれつき何かしらの障害があったりする保育器の中のベビーたちへは、愛情を持って接しています。でも、先輩の新井恵美には、厳しく言われることも多く、また、とあるミスをきっかけに、自信が揺らぐとともに、真剣に成長しようと考えるようになっていきます。

新生児科医の新井は、まじめで責任感が強く、常にベビーやその両親に対し真摯に向き合っているのですが、それ故、時に厳しすぎたり、言葉がきつくなったりして、同僚には恐れられています。23週というあまりに早く生まれたベビーの父親に、高い確率で障害が出るかもしれないと伝えたときに言われた「じゃぁ、なんで助けたんだよ」その言葉が心に刺さり、救急救命医の加瀬に、助けた患者に重い後遺症が残ったとき、後悔するか、と尋ねます。結局ベビーを助けられず、心が折れて、一線を退くこととなってしまいます。

救急救命医の加瀬。脳卒中や心筋梗塞、重度熱傷、多発外傷、食中毒…重篤な患者が日々運ばれてくる中で、患者の命を助けることだけ考えて治療を行っていると言います。

後遺症やほかのことは、命が助かってから考えればいい、と。事故や自殺で、何も出来ない状態の患者を救えないことも少なくなく、せめて命を助けられたときは、高めのアイス食べて、自分へのご褒美としているのだとか。

聖ペルソナ総合医療センターは、地域の周産期母子医療センターということもあり、様々な妊婦がきます。妊娠・出産はよく病気じゃないと軽く言われがちですが、何の問題もない出産ばかりではありません。

妊婦検診を受けた事無く出産を迎える未受診妊婦から切迫流産、人口妊娠中絶、喫煙妊婦、無能症、妊婦の風疹、マタニティーブルー、逆子、無痛分娩、母子感染症、死産…さまざまな病気や問題を抱えた妊娠や妊婦、さらに、無脳症や口唇口蓋裂、未熟児網膜症、被膜児などの胎児・新生児…まさか自分が、自分の子供が…でもこれは、誇張でもなんでも無く、現実に産婦人科で日々起こっていることなのです。

たとえ、妊娠や出産など自分には縁がないと思っていたとしても、誰もが「生まれて」きたから、今ここに存在しているのです。そのことを奇跡だと、素晴らしいことだと、心から思えるようになるはず。そして、これから自分の命をかけて出産に挑もうとしている妊婦さんに、きっと優しくなれるはずです。命の尊さを、ぜひ感じてください。

リユースブックストアでは「コウノドリ コミックセット」をはじめとするコミックセットを買取致しております。
読み終わった本などがあればぜひリユースブックストアにお持ちください!

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