文豪ストレイドッグス買取日記をご覧いただき誠にありがとうございます。
本日リユースブックストアで「文豪ストレイドッグス コミック版」を買取致しました。

聞いたことはあるような作家たちがもし、その執筆した本の内容のような力を使って戦ったらどうなるか。簡単に言ってしまえばそういった内容です。

現在までで刊行されている書籍のあらすじとしては、孤児院を追放され、ヨコハマを放浪する少年・中島敦は鶴見川で入水していた太宰治を助けるところから物語は始まります。その出会いをきっかけに敦は太宰が所属する探偵集団・武装探偵社が追う「人食い虎」の捜索を手伝うことになり、太宰と共に虎の出現を倉庫で待つことになります。その待っている際に、太宰は敦こそが虎の正体であると告げます。敦は無意識のうちに自分の異能である月下獣で虎に変身して徘徊しており、それゆえに孤児院を追い出されていたのです。敦は自分の能力を制御出来ず、虎に変身して、太宰に襲いかかりますが、太宰は相手の能力を無効化する自身の異能人間失格を発動して、敦を鎮静化させます。そして、孤児院を追い出され居場所のない敦が武装探偵社に入社出来るよう尽力します。

入社試験を経て武装探偵社に入社した敦でしたが、海外の異能者団体から莫大な懸賞金が敦にかけられており、その身柄を確保しようと執拗に様々な異能者から追われるようになります。

その追手の異能者の中には、ヨコハマの港を縄張りにするポートマフィアもおり、その構成員である芥川龍之介とは激しい戦いを繰り広げることになります。そのポートマフィアとの戦いの中で、ポートマフィア側の暗殺を得意とする泉鏡花と出会い、彼女が決して自分の意志ではなく芥川に操られていることを知り、彼女を助けようと奔走するようになります。泉鏡花自身も敦との出会いにより、芥川の傀儡と化していた自分ではなく本来の自分と向き合うようになり敦を助けるためにポートマフィアを裏切り、敦を逃がします。

芥川が敦の身柄を確保することに失敗したことを知った組合団長、フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドは自らヨコハマに乗り込みます。敦の身柄と願いをかなえる本を手に入れるため、横浜を完全に廃墟とする計画を実行に移そうとしますが、ヨコハマを守るため、武装探偵社とポートマフィアは一時的に手を結び、敦と芥川がフィッツジェラルドに立ち向かいます。

圧倒的な戦闘能力を誇ったフィッツジェラルドでしたがが、2人の攻撃でバランスを失い、空中要塞白鯨から落下して行方不明となります。さらに鏡花の捨て身の攻撃で白鯨も横浜の市街地から離れた海に落下し、無事に事態は沈静化しました。

その同時期に、死の家の鼠頭目フョードル・ドストエフスキーは組合の資産を強奪すると同時に、武装探偵社・ポートマフィアを共に殲滅させるための計画を実行に移し始めていました。彼の巧みな計画により、武装探偵社とポートマフィアは全面抗争に突入します。抗争は、武装探偵社の社長福沢諭吉とポートマフィアの長である森鴎外の命をかけてのもので、それぞれの社員や構成員が全面戦争になるほど激化しましたが、両トップの師のような存在である夏目漱石によりもたらされた情報により死の家の鼠の異能者を逮捕し、さらにフィッツジェラルドの協力によりドストエフスキーを逮捕したことで終結しました。

その後、異能特務課に研究のため一頁だけ切り取られて保管されていた白紙の文学書の力により、武装探偵社は犯罪組織に仕立てあげられます。この策略も牢に繋がれたドストエフスキーによるもので、その後どうなっていくのかというのが現在とても、見ものである作品となっています。

あらすじでも書いたように誰しもが、中学生や高校生の時に国語の授業で習ったような登場人物たちが多く登場します。中島敦は「山月記」、芥川龍之介は「羅生門」、与謝野晶子は「君死に給う事勿れ」などがありますが、誰しもが聞いたことはあるでしょう。これらの作者や本がこのような能力だったらなんて、国語の授業中には考えたこともありませんでしたが、読んでみるとしっくりくる能力であったり由来がきちんとしており漫画ながら勉強になります。

もちろん、このような有名な作家さんばかりではなく、あまり知らないなあというような作家さんの名前も出てくることはありますが、漫画中で興味を持ってその実際の人物を調べてしまうことも多くあります。
個人的には、泉鏡花や尾崎紅葉は恥ずかしながら無知で知りませんでしたがこの漫画をきっかけとして、少し調べてみて漫画の設定との差異に妙に納得することもありました。おのような差異があるのかというのは、是非読んでみてほしい限りですが、昔の小説を知るきっかけにもなるため、ちょっとした教養を得られるという点からも是非、読んでみてほしいマンガです。

リユースブックストアでは「文豪ストレイドッグス コミック版」をはじめとするコミックセットの買取を致しております。
読み終わった本などがあればぜひリユースブックストアにお持ちください!

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